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「それで、こいつの干渉をはねのけるって根拠はなんなんだ?」改めてこちらに向いた彼の顔つきは変わっていたようにわたしは計測した。

「つまり高次元の有り様の予測的データの確定だよ。虚次元はこの際外しての考察なのだが、この世界における物理、次の高位次元における時空の波、更に高位の捻じれ、その先のα、続くβ………。今のところ予測できる性質のΩまで、最大限まで仮定予測を計算して現状で次元の性質が判明予測できているのは其処まででそれは全次元の二割程度と答えが算出されている。つまり次元の魔女が更なる上の存在と仮定して全体の二割程度のものならば性質の判明からの計算で対抗手段が構築可能とゆう事だよ」

「なるほどね」

「対抗手段と言えば聞こえはよいが、実際は手数の少量のマイナスなど皆無と誤差はない。せいぜい彼…トロイ君などの有機的つながりを構築した端末への相互通信の一部を防御できる程度の軽微なものだ…」彼の相槌にわたしはため息交じりにかえす。

「そう言えばデストの奴は戻ったのか?」


「トロイ君なら業務に帰したわ、…ビムが」

「そのことなら断わりも受けている」


「ずっとほっといたらまずいんじゃねえかと思っちゃいたが、アイツが帰したなら納得だ。断わりまでいれたんならアイツらしいし」

「それじゃあなに?ファングは、わたしがうっかり屋だとでも言うの?そりゃあビムに比べればそうゆうところも多少あるかもしれないけど…」

「根源はともかく、アイツはアイツ、おまえはおまえだろ?」

「あんたと彼の人が同じで違うように…」
やり取りを観察している私に向かい彼が問いかけてきた。

「ああ、そのようだな。意識を共有する同質のモノであろうと別個に本在するモノであれば空間的次元的に別であれば、その時点で既に別物だ置かれている違う環境が作用するわけだからな」

「それについては反論を掲げておくわ根源が同じものは同じであり側面が違うだけ…。貴方達は私達を愛し、私達はそれに応える…。同じよ」

「其れにも違いはある。”ウーヌス”の彼の人はあの麗人を愛し、ファング君はこのステラ嬢を愛している。かく言う私の興味の対象もファング君ではあるが」

「愛されていると言われなかったのは上々だ」

「愛からの興味と訂正しよう」

「そいつはEEだぜ…」

「愛なら私も有るわ、ずっと広いものだけど」


「君は多くに愛されているな」私の言葉に彼の表情が憮然なものへと構築されるのが計られた。





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