小説  鬼畜  

道具の処分  1  (小説  鬼畜)

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「お客様が到着され、部屋でお待ちです」

別なものから言伝を受け取ったらしい道具にそう告げられる。


俺は立ち上がり歩きだしたあと、さも思い出したかのようにこう告げた。

「約束だからな、それも後で部屋に」

「このままで構いませんか?」

「ああ、構わんよそのままで」

言いたいことを告げ泊まっている部屋にと向かう。


都内では老舗のホテルらしいが、そんなことよりもセキュリティや調度品の関係でよく使っているだけだ。

それでも先程のような失態もあるわけだが。

カードキーを使い特別階へのエレベーターへと向かう。

シンプルなスイートの部屋にと戻れば、客が待ち構えていた。


取り敢えず大ぶりなお気に入りのソファーに腰を据えると、客が俺の世話を始める。

チンケな牝のひとつではあるがこんなところは有能だ。

ホテル側としても客扱いではあるが、薄々は感づいてるであろう。

この牝が色々と俺の世話をするために訪れているのだと。


「入浴なされますか?支度はできていますが」

「そうだな、いらん汗をかいた」

俺の上着を外しながら控えめに伺う声に立ち上がりながら応える。


そのまま全てを丁重に剥ぎ取られ浴室にと向かう。

浴室の中は告げられたとおり湯がはられている。


「洗う前にいたしますか?それともそのあとで?」

「いや、浴室ではいらない」

そんな会話を続けながら、流れるように色々と施されてゆく。


最初だけは心身ともにこんな場でも尽くされる奉仕に驚愕を覚えたことを思い出し、それを仕込んだ主について思いを馳せる。


だが、それも飽きてきた。


性的な奉仕をも行うために目の前のそれは当たり前のように全裸だ。

望めば着衣のままで可能ではあり、そんなことをしたこともあったが。


それにしても所詮穴は穴。

どれも大した違いはない。


牝なんてものは俺からすれば、もの珍しい穴か有益を伴った穴か程度の違いだ。


有益さなど恒久的に続く訳もなく、物珍しさなど数回で飽きちまう。


それを重ね合わせたこれは、珍しく長く持った方だろうか。

湯浴みも終わり寝室にてバスローブ姿の俺は、相変わらず全裸のそれに口で奉仕をさせながら少しばかりうんざりと思う。



飽きたはいいがこいつの処分が面倒だと…。





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