曇夜空 





いつの時も

独り歩く夜道で みあげれば

雲が漂う


輝く月ではなく

瞬く星でもなく

夜を濁らせる 曇り空


漠然とした不安が

えも知れぬ不穏が

頭上で 渦巻いて 蠢いて


未だ訪れぬ明日から

未だ晴れぬであろう明日から

逃げ出すように 足は早まる


遠き遠き

あの頃から

変わることなく






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