出会い


千切れた人形の君と

壊れた玩具のボクとの出会いは

必然的な収集車の中


抱え込んでるボクと

訳のわからない君は

灰になることも叶わずに

その他多くのモノと一緒に

うず高い山の上


有象無象の山の上

闇雲に探し回る首なしの君を

身動きが出来ないボクは見つめるだけで


元の姿を探してるのか

ただの代わりを求めてるのか

ボクには既にわからないけど


必死に自分を探してるのか

虚ろに代わりを求めてるのか

首がないからわからないけど


身じろぎもできないボクは

見つめるだけで

寄り添うこともできないボクは

見つめるだけで


出会いと云うには滑稽で

出会いと思ったボクはとても滑稽で

笑おうとしてしまった

出来もしないのに笑おうとしてしまった


そんな出会い

そんなお話

そんなありふれたこと



おかしいね…












ボクは








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