詩人の愛

冴えない男  (小説 詩人の愛)

 ←うちの家系にハゲはいないはずなのだが…  (雑記 →ああ 料理の上手な嫁さんが欲しいな (雑記


どうかボクに囁いて欲しい

熱い吐息で耳元に


どうかボクの口を塞いで欲しい

その濡れた唇をもって



そうでなければやらかしてしまいそうだ

無差別にやらかしてしまいそうだ

誰ふり構わず歳など関係なく


どうかボクを抱きしめて欲しい

熱を帯びた身体をもって

どうかボクを受け入れて欲しい

ボクの全てを奥深くまで


そうでなければやかしてしまいそうだ

無差別にやらかしてしまいそうだ

時も考えず場所も選ばず


ボクには盲目な愛が必要だ

ボクには従順な下僕が必要だ


愛で満たして

ボクを見たして




「これは何なのかね?」

目の前の冴えない男がボクに問いかける。

「えーっと原稿用紙ですけど…」

そんなこともわからないほど無知なのかと顔をしかめ男に応える。

「君は莫迦にしてるのか?この私を。いや我が社を」

冴えない男の狂言はまだ続く。

「我が社は歴史ある白文社なんだよ。有名著名な詩人の全集をほぼ出している由緒正しき会社なんだよ」

そんなことは承知だとばかりにボクは男を黙って見続けることにした。

「それをこんな、セクハラまがいの妄言を送りつけて…本来なら恋愛詩大賞へ応募の原稿は返さない決まりだがこんなものでは、何処も相手にはしないだろう。特別に返却をするから二度とふざけた真似をしないように。さあ帰ってくれ」


ボクは呆れた。

大きな出版社だからと思い信用して今回気軽に応募してみたのだけど、審査の結果も音沙汰も何もない。

仕方なく出版社まで出向いてわざわざ名乗り要件をつたえてみたのはいいが、対応に出たのは失礼きまわりない冴えない男。

しかも珍しい直筆のボクの原稿を握り締め、読めとばかりに突き返してきた。

とても心外だ。

やはり芸術家はその時代の古い頭には受け入れられないのだろう。

頭を切り替えたあとボクはそんな古い頭の輩の会社を背にして、ボクのことを認める多くの者へと繋がるパソコンが待つ自宅に戻ることとした。







短編集に入れようとしたのですが思ったより長くなりそうなので

(皆様が思うほど長くはなりませんww)

こうした形にしてみましたww

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~ Comment ~

おはようございます。

詩人さん、せっかく作品を応募したのに
突き返されちゃったんですね…。

セクハラも恋愛詩に含まれそうな気がしますが。
あまり異性を侮辱する内容ならともかく。

Sha-Laさん おはようございます^^

身近なモデルを元に 頭のおかしな男の話を思いついたのですけど

短くまとまりませんでしたw

彼のおかしな 恋愛観と奇行が 上手く表現しづらくて


そういえば、自分も、例の「それぞれの事情」をとある出版社の新人賞に応募してみたりしました

※最近ブログに載っているタイトルを英語にしたのは、海外の読者が増えてきたからです
 順次これまでのものも日本語以外に英語でも書いていこうと考えてます

もちろん落選して、書いた原稿は返ってきませんでした
きっと社内でシュレッダー処理されたと思われます

まぁ、きっとここに書かれているようなことを出版社の連中は思ったことでしょうw

その後は幸か不幸か、電子書籍なるものが現れだしたので、それに目をつけて今に至る感じです

出版社のウケがいいものを書いて、それで新人賞をとって、って言う道を選んだ方がすぐにカネになったかもですが、それはしたくなかったものでw

blackout さん 今晩は~2

小心者のボクは小説を送ったことはないですが

詩ならあります 勿論 何も応えなどなかったですけどww



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