蒼き荊棘 4 (小説 娼婦は何でも知っている)


手淫の如き手腕によって逞しく疼いていた牡が突き立つ悦びをわたしは味わい尽くす。

その暴力的な硬さを、その熱いまでもの滾りを深く満足げに咥えたままの半身が更なる愉悦を求める。
恥ずかしいほどに滑る頂きは、狼人ならではの深く密集した蒼銀の産毛を押しのけるように孕み、男の身体を激しく擦りことだけに専念するばかり。

「ぅうううぁああああ」

華とは思えぬ程に乱れる私の唇は獣じみた音を立て、喰らうように牡を貪る下の口の悦びを代わりに叫ぶようだった。

「うっ、はぅうっ…どうであろう?んんっ、おぬしも私に示してはくれないか?…」

自らの動きに漏れ出す荒い吐息を交え、見つめる眼差しに問かける。

薄く上気した私にあてられたかのように眼下の男も興奮の玉汗を浮かべているのが目に入る。

「なら、遠慮は無しで」

そう告げた言葉は私の上向きの張り詰めた双丘を揉みしだき、豊かだと密かに自負する腰を掴み寄せここぞとばかりに激しく突き上げ始める。

「ぐあああぁっ」私の腹を突き破らんが如く突き上げる牡にいっそうの愉悦を覚えた私は、抉りながら押し入りては引き抜かれる熱き硬さに華であることも忘れるほどの悦びを頭のてっぺんまで感じていた。

暫しの荒ぶる波の応酬ののち、恐ろしい程早められた突き上げと堪えきれないほど孕んだ象徴が熱き飛沫を大量に注ぐことを奥深くに感じた私は、感極まってその覆いかぶせ組み敷いたままのものに噛み付いていた。




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