奴隷 3 (官能小説 虚構の夢)


内容すらも薄れてしまうほど、薄い記事気まぐれな駄文は、本記事を上回るほどの長いコメントのやりとりとなっていた。

彼女、カオリからの最初のコメントは、>ロボットになりたいです<であった。

暇を持て余してブログサイトを彷徨っていたボクがそれに気づき返した返信が>はい、了承いたしました、お願いします<こんな、ただのノリでのもの。

間髪を入れず入ったコメントが、>じゃあ、連絡先を。お時間があったらこれから伺いますので<。


これにはボクも驚いた。

これはいたずら?新手の業者なのか?、悩むボクの手元には、新たなるコメントが。

>メアドをお願いします、携帯番号なら尚いいです。最寄駅を教えて頂いたなら直ぐに参上します。見た目が好みじゃないかもしれませんが、是非に貴方様のロボットに選んでください。なんでもします、いつでも奉仕します、貴方様だけのロボットに私をしてください。ちなみに私のメアドは…携帯番号はx9x8x79…、身長は………<。

届いたのは意味不明の言葉の羅列と、個人情報の嵐、ボクはこのスパムとも思えるコメントに、思わず解説したばかりのブログを閉じようとした。

幸いにもコメントを直ぐに表示する設定ではなかったので、暫くの長考の後、半信半疑ではあったが頂いたコメントは伏せて、いくつかあるフリーメールの一つを使い、件のメアド宛にメールを送信してみた。

個人情報の公開は問題があると一言添えて。

そのメールに対する返信もすぐさま返され、とにかく会いたいとの内容の長い長い内容が頼んでもない写メ付きで返される。

フリーメールである気軽さから、内容自体は曖昧ではあったがお礼とも取れる返信をかろうじて返す。

それに対する答えさもすぐ返り、そしてその内容はとにかく会いたいの一点張り。

多少の興味と根気に負けた形でボクは、気づけば会うことさえ了承していた。


それでも居住のマンションから三つほど離れた最寄りの駅の近くで。 


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