茶番 1  (官能陵辱小説 下衆)


夕方の駅の構内は相変わらずの混雑ぶりだ。

お目当ての電車を待つあいだ、そんな当たり前の新鮮さを俺は感じている。


色々とよく利用するこの駅周辺は、タクシー乗り場からちょっとしたカフェや人気のレストランなどは何度も利用済みで頭に入ってる。

今回の茶番も、いわゆるそんな自分の庭が使えそうだからのったものであり提供されたシナリオってやつもまあ悪くはなかった。

なんか教科書通りって感じもしないでもなかったのだが。


世の中にはモテないって奴は随分といて、そうゆう奴らに限って自分の欠点てやつを理解してない。

別に俺がもてるってことを言いたいわけじゃないが、顔が悪けりゃ人となりやせめてその服装を、金の力でもなんでも使い狙って落としてなんて意気込みがないとね。


冴えなくてケチときたらそんな奴らは汚い部屋でマスでもかいてればいいわけだ。

そんな奴らよりもずっと男前で金まわりもいいこの俺でさえ、俺の性癖を満たすためには多少の努力などは惜しまない。

神に祈っても望みは叶わない、悪魔でさえ感服するほどの努力ってのが必要なわけだ。


イケメンであってもセコけりゃ嫌われる。

金を持っていても態度が悪けりゃ結局は空回り。


持てるものを使い自分を騙って騙して騙して…、それほど厄介なものだ世の中に溢れる贅沢な莫迦メスどもは。


そういったわけで今回の茶番にしても俺は、実に自然ないつものスタンスでこうして待っている。


今回の獲物を虎視眈々と。



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