真昼の月と夜の海

出会い 2 (小説 真昼の月と夜の海)

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「…ねえ影山くん。そんなのより私たちに話をかけてくれないかなあ、ワケアリってのとか聞かせてほしいから」

クラスの色付きどもが、授業が終わったところで声をかけてきた。

勿論ボクじゃなく、意味がわからないけどボクを見て隣で微笑んでるやつに対してだ。


改めて間近でみるそれは、最初の印象よりよく見える。

色付きどものざわめきは、思ったよりも端正な顔立ちだったかららなのだろう。


「リツキ、お前は聞きたい?俺のこと」

穏やかな笑みが問いただす。

「私たちも聞きたーい」

間延びしたわざとらしい声。


いつもならば答えもせず無表情なボクは、その間延びした黄色い声に負けてしまうはずだった。

それで今日のハプニングは終わりのはずだった。


「俺はリツキと話してんだ。第一、俺のお気に入りをそんな呼ばわりするような奴らを俺は許さない。わかったら向こうに行け!」

穏やかな笑みは、苛立ちを少しだけ浮かばせ背を向けて怒声をあげる。

その迫力に好奇心の塊たちは、蜘蛛の子を散らすように逃げてゆく。


そんな珍しい光景を眺めながら思わずボクは問いかけをしようとしていた。


「なんでなんだ?」

そんなボクの思いを悪目立ちする輩が先に声にした。


再び向けられていた笑顔に、また怒りが浮かんでいる。

「うるせいやつらだな!俺に喧嘩売ってんのか?」

「そっ、そうじゃねえよ、そ…、吾妻はクラスじゃ目立たない方だから、なんとなくそう思っただけで…」

最初の勢いが下がってゆく。

「俺と付き合いたいなら、俺のリツキとも対等でないとな!」

何か変な方向に進んでるみたいだけどボクはただ黙っていた。


「勿論さ、吾妻お前も聞きたいだろ?影山…君のこと」

慌てたように答える声。

そんな声よりも、どうしてボクみたいのに笑みを向けるのか理解できなかったボクは、珍しく興味がわいたそれに対して頷いていた。

「しょうがねえな、リツキの頼みじゃしょうがねえ。おまえらも聞きたかったら勝手にしてもいいぜ」

そう言って話し始めた微笑みは、何故かとても嬉しそうにボクには思えた。




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これなに?

見受けたところ ファンタジーでも なんでもないし

説明不足
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