なに? (小説 イケメン彼女  2)


駅についたボクは、未だ寝ぼけ状態の彼女を引きずるように大学へ向かう。

なんとか時間前に研究室に滑り込めたことに、ホッとしている僕に黒い端末が渡された。

「なんですか?これ…」

「見ればわかるだろうポメラだ。乙女には身だしなみが必要だ。つまり俺は忙しい」

だったら、徹夜でオンゲーとかやめればいいのにと思ったが怖いので口にはださない。

「中のファイルをゆりこ宛に送ればいいから」

そう言って化粧室へ行こうとした彼女を、引き止めるボク。

「あのう、ことみさん、…ファイルがいっぱい現れたんですけど…」

端末を起動し現れたファイルの群れをみて申し訳なく声をかけた。

「大概はレポートで、一番下の”同人”ってやつだ。五個ある書類のうち上の二つは前回のやつだから、下の三つだけでいいぞ」

同人と云う響きに不穏なものを感じつつも、言われた通りにスクロールしてみる。

ツリーの最後に、確かに同人の名があった。

そして下の階層には五つのファイルが…。



懐の怪物 一話  神は組合員
懐の怪物 二話  初めての立ちション
懐の怪物 三話  夢魔を嬲って
懐の怪物 四話  娼婦とシェアに
懐の怪物 五話  前も後ろも





「…何?、…これ」

中身のことなどなるべく想像しないようにボクは、素早くメールに添付して送りつけることにした。


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1 Comments

椿  

NoTitle

ことみちゃん、一人称は「俺」ですかΣ(-。-;)
そして、何を書いているのだ……。人のことは言えないけど(笑)
コメディ調、シリアス調ともども楽しみにしております。

2015/02/12 (Thu) 13:09 | EDIT | REPLY |   

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