「官能小説」
虚構の夢(官能小説)

恥じらう女 2 (官能小説 虚構の夢)

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緊張のせいだろうか、それともいつものボクの不躾で下卑た視線のせいだろうか、向かい合って座るその女性は、恥じらうように俯いて黙るばかりだった。

平凡な出で立ちと顔つきとはいえ、目の前の女性は伺っていた年齢よりは若く見え美人の部類に入るとボクは感じていた。


タイプではないが虐めがいがあるなと、ボクは思ったのだ。


恥じらう顔を遠慮もなしに眺めまわし、そのスタイルまでもチェックする。

この年上の女性を裸に剥いてどんな言葉をかければどんな行為を仕掛ければ、この恥らいを深く高くできるだろうかなどと、模索を続ける。

眺めまわし妄想を造り上げてゆく視線が、品定めをし断りを下すのでもと思ったのだろうか、女性がやっとのことで切り出した。

「…あのう、こんなおばさんでは駄目なのでしょうか?」

恥じらいに染まる潤む瞳がボクを見つめる。

いつもならここですかさず、甚振りの言葉を返すところなのだが、そうではないなと感じる所があり逆に問い返す。

「あなたこそ、こんな若輩ものがお相手で良いのですか?年下のまるで息子のような小僧で」


最後の言葉は付け足しだったのだが、それが当たりだったようだ。


何か言いかけた女性は、ボクの最後の言葉に異様に反応を示した。

羞恥とも期待とも取れるほど表情を更に赤く染めたのだった。

これがそうかと思い、突っ込み始めるボク。

「…息子さんがいらっしゃるんですか?ボクと同じくらいの歳の」

「…はい…」

それと同時にまたボクは、余計な相談事を抱えることになったかもしれないと思い始めてもいたのだけど。



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