娼婦は何でも知っている(Rファンタジー)

銀白の髪の少女 4 (小説 娼婦は何でも知っている)

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どの部屋も毎日、私自身が掃除などをしているため用意とゆうほどのこともなかったのだが、酒場での給仕仕事に着ている服から、他の華たちのように着飾ったものにと着替えたかったこともあったのだ。

いつかは着ることがあるだろうと、マーニャが取っておいてくれた愛玩具時代のドレスのひとつに私は袖を通す。

簡単に化粧を施し、身なりを確認する。

そして慌てた風でもなく、過分に待たせることもなく、頃合の良い時間を見計り酒場にと戻る。

「お待たせ致しました」とお辞儀をし、男の手を取りただひとつ一階にあるその部屋へと案内をする私。

それは、新たなざわめきに包まれたままでのことであった。

男を部屋に通し挨拶をする。

「お久しぶりです、子爵様」

「その姿になれば…変わらないねカメリア…」

男は引かれた椅子に腰を下ろし、私を上から下まで眺め回す。

他の部屋とは違い、元は家畜小屋のその部屋の土間に裸足で佇む私は、男が望むであろう四つん這いの格好にと身体を崩し、男を見上げながら返事を返した。

「今宵、わたくしめは貴方様の物。どうぞご自由に甚振りくださいませ」

「ならば近寄り、奉仕せよ」

男の言葉は記憶を呼び戻し、幾度も行ったそれを私は始める。

蔑まされ時には罵声と罰が待つ、男の牡への口による淫らで気が遠くなるほどの長い長い奉仕を。

めくるめく被虐の官能の訪れを、身体中で期待しながら。




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