娼婦は何でも知っている(Rファンタジー)

戸惑いの風 3 (小説 娼婦は何でも知っている)

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舞い戻った私は言われた物とは別に、香草や果実を漬けた酒もい一緒に手にしていた。

少女の話を思い出したからだ。

ついでに悦ばれると思い少女のよく着ていた部屋着にと着替えたのだが、それは部屋着とは名ばかりの長めの薄布を巻いただけのものであった。

男と牝は卓の前の長椅子に座っていたのだが、お気に入りの装束となった私を、飲み物を並べ終わると同時に男は横に呼び寄せ、向かいに置かれた椅子に座るよう牝に命じた。

「この酒とその衣装は、マーガレットに聞いたのか?」

満足気な男が私を引き寄せ、耳元に囁くように話しかける。

「ええ、いつもこのお酒と出で立ちで、大公閣下をお迎えすると聞いてましたので」

と、応える私。

「あれの用いていたものは、己の色を強調するものだったが…。このように覆い隠されているのもなかなか一興ではあるな」そう言いながら男が、胸の合わせ目より手を差し入れる。

記憶では、より薄く地肌が顕になるほどの生地であったのだが、私らしくでもあるように普通の白い布を纏ったうえの言葉であろう。

しかし、もとより首からただ下げて胸で重ね合わせ腰に巻いた紐で軽く止めただけのそれは、差し込まれ胸をまさぐる仕草にはだけてしまい、ただの揺れる飾り布のようになってしまっている。

その様子を向かいでじっと見つめる視線が気にはなったが、男の熱い囁きが首筋を愛でるように這い回り胸を揉みしだく手が卓の下の茂みをまさぐり始めるとそんなことは忘れてしまったかのように思えてきた。

香草の独特の香りの吐息が、絡まるように首を舐め喘ぐ私の口を塞ぐ。

私の淡い茂みを甚振っていたはずの手も、もう片方の手によって広げられた脚の付け根にと矛先をかえ、熱い滴りを垂らし始めた牝穴をすくうように弄り始めだす。

執拗で嬲るようなその甘美な動きに、知らぬ間に私の手は男の牡の象徴を握り締め懇願するように喘ぎ求めていた。

手を休めることもなく「よく見ておくのだ」と声をあげた男の目線の先から、痛いほどの視線を再び感じた私の牝孔は、潤みをましてゆく。

恥ずかしいほど溢れ続ける淫靡で欲張りな孔はその貪欲さを持って、差し込まれ蠢く男の指を何度も締めつけては悦楽の熱い汁で汚しながら咥え込むばかりであった。



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~ Comment ~

NoTitle

メグちゃんはこの館にはもういない……っぽいですね。

この前の話で、カメリアさんを監視していたことがバレたのが原因かな?

だとしたら、館の人はカメリアさんをずいぶん重要視しているんですね。

今晩は~~

教団関係者ではない カメリアの監視役でしたが

役を解かれた感じですね (信用が付いてきたと云うところでしょうかw)

マーガレットの処分 動向についてはまだ 未定です
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