娼婦は何でも知っている(Rファンタジー)

ドゥースの惑乱  20 エピソード完結編 (小説 娼婦は何でも知っている)

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若者が死んだことを確かめ、それをその場にと手放し歩き出す私。

それをずっと見ていた者のもとへと向かうために。

「メグ出てきなさい、どうして私じゃなくあの若者が死ぬことになったのか貴女にはわからないのでしょうね。館は貴女が思っているほど華には執着などないのよ。貴女が出した謀反者の処罰より、私が出した館に害なす輩の始末を方を優先するのは当然のことだわ」

「何を思ってそんなことを画策したのか知らないけれど、私の秘めたる想いを遂げるまでは、華として館に尽くし続けるつもりなの。たとえ貴女であろうが、それを邪魔させはしないわ」

そこまで述べた私の背後に、先程の男たちが現れた。

「この先のパンドラーと云う酒場に、仲間が集まってると聞き出したわ。そいつらも取り押さえ組織について聞き出すことね」

私の言葉に教団からの刺客である男たちが頷く。

それだけ申し渡したあと私は、姿を現さない少女に更に言い含めた。

「例え誰であろうと、この私の邪魔はさせないこれからもずっと!。その時が来るまで私は館一の華で有り続けるの」


それは、自分自身に言い聞かせるためのものであったのかもしれなかった。




_聖セロース教団本部

教義を終えた年老いた教祖に来客が告げられた。

教祖が講堂より自室に出向くと、ひとりの男が控えている。

「なんじゃこのようなところまで」

「教祖様、今年の華の出来具合はどうでしょうか?」

「そんな下らぬことを申しに来たのではないだろうモールス。人目に付くであろう、さっさと要件だけを話せ」

「例の我が誇れしドゥースについてなのですが、教団に逆らう反逆者の集団の一人を処分し、組織壊滅に至る複数の賊の身柄の確保に尽力をつくした模様であります」

「なんとそれは!、…何れ褒美をとらせねばなそのドゥースめには」

「ははっ、勿体無きお言葉、きゃつめもさぞ悦ぶことでしょう、では」

男が音もなく姿を消す。

手短に会話を終えたあと教祖は、何事もなかったかのように多くの華やかな教団員が待つ講堂へと再び舞い戻っていった。




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間延びしたつまらぬエピソードにお付き合い頂き感謝であります

皆様方が予想されたように ありきたりの結末ではありますが

本エピはこれにて やっと御終いですw


ドゥースめの秘めたる思いについては 未だ決めかねているので

作者のボクにさえ 予想も付きません

また そのパターンなのかと 呆れた貴女様も

懲りずに 次をお待ち頂くことを心より願いますww


いちごはニガテ


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~ Comment ~

アレン

かわいそうでしたね。カメリアと愛し合ってると信じたまま逝けたのが唯一の救いかな。
ラブラブーと見せたカメリア、冷徹なプロなのですね。女はコワイ、でもおっしゃっていたとおりとても強い女性なのだなと思いました。

カメリアの秘めた願い、とても気になります。彼女を動かしている熱い思い、いったい何なのか。
まだフラメントさんも教えてもらえない、ということなのできっと彼女の大切な秘密なんでしょうね。

続編を楽しみにさせていただきます(^o^)

椿さん今晩は~2

一応 アレンとカメリアの温度差をそれなりに書いてきたつもりではあったのですが…

描写不足 修行不足で 申し訳ないです orz

最終的な結末は 考えてはいますが

意外とお気に入りな ドゥースに 活躍の場を まだまだ与えたいので

もう暫く続きますw

それに かこつけて 官能シーンを書きたいこともありますがwww

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