「官能小説」
被虐のうた(官能小説)

再びの逢瀬

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「早いじゃねえか、ゆみ」

胡散臭くいかにもといった男が、カフェの席で待ちわびていたゆみの隣に強引に隣にねじ込んできた。

「待ちきれなかったのかい?」ニンニク臭い吐息を吐きながら耳元で囁く。

縁の中の暗い瞳、こけた頬、バラバラに伸びた黒髪。

黙っていれば怖い印象だろうが、意地悪げな口元から零れる下卑た言葉がそれを打ち消している。

「…はい、待ちきれませんでした」

耳にかかる吐息を感じ、ゆみは顔を赤らめ恥ずかしげにこたえた。

すぐさま脇に右手を差し込まれ、身体を引き寄せられる。

「ちゃんと言いつけは、守っているんだろうな」

「…ンッ、言いつけ…どお…ンァ」

右手で乳房を揉みしだかれ、大きく開いた胸元に顔を摺り寄せられて言葉にならない。

「匂うなゆみ、饐えためすの匂いだ」

男はくんくんと鼻を鳴らし、舌で胸元を舐め始める。

「ン…こっ、此処では嫌です…」

小さく呻く。

「なんだ、不満か?」そのまま首筋を、耳元まで舐めあげ男は洩らす。

男の右手が胸から離れ、弄るように腰を這いゆみのスカートをまくしあげ中へと差し込まれた。

「ゆみ、オメエのここは悦んでるみてえだがな」

大きくシミの跡がついているショーツに隠されたふっくりとしたわれめは、這い回る指に熱く緩みはじめ、ぬるぬると悦びを新たに滲ませ、更なる淫靡なシミ跡を重ね始める。

「…ゥッ…もっと、思っ…切りンァ…主人様に…」

声が裏返るほどの愉悦にゆみは巻き込まれ始める。

「別にオレはここでも構わねえけどな、ゆみがそう望むならしょうがねえな」

「…お願いです」

息を弾ませたままぐったりとしたゆみは、これだけこたえるのが精一杯だった。



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