Category: ユニーカーズ 苦労人な私 (ファンタジー小説)  1/1

日常とか  1 (ファンタジー小説 ユニーカーズ)

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「っもう、他に仕事はないの?美味しい感じの」いつもの愚痴をわめき散らす私に、諭すような声がかけられた。「先月の昇格試験に間に合わなかったのだから仕方ないでしょサリー」目の前の薄い依頼書の束を私から受け取ったイケメンが微笑む。「いくらユニークとはいえランカーレベルが初級の貴女には、受けられる依頼なんてこんなものです」「だからと言って薬草の採取や街での便利屋など宿代にもならないじゃない」「でも宿代に困...

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悪食のマゼンダ  1 (ファンタジー小説 ユニーカーズ 日常からの逸脱)

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「ぅはよお…」無防備に明け放れたギルドの建物に入り私は挨拶を絞り出す。「サリー、もう直ぐ昼になるんだけど」「昼前ならおはようでいいでしょ?」疼くこめかみを押さえながら返ってきたやけに爽やかな声に言い返す。此処ウーマンズギルドは朝が早い、サービスの一環であるランカーズ窓口では早朝よりギルド員が溢れ討伐などの依頼を勝ち取ろうとごった返す。いや、朝が早いと云うよりは休み休憩がないのだ。ギルドが受け持つ各...

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