2015年3月 その1(SF小説 バッドエンド)

ひと月前までの僕は終焉のことなど何も興味がなかった。増え続けるばかりの人口とか無くなりはしない争い、他の奴らと同じようにそんなことは知っていても真面目に考えることさえしなかった。だって目にみえるものじゃないし、自分の身におこっているわけじゃない。そう、平和ボケとも呼ばれるこの国の一員である僕は、学校のクラスの中で僕がどんな風に思われてるとか(主に女の子からとかだけど)自分の毎日の事で精一杯だった。...

 02, 2015   0

2015年3月 その2(SF小説 バッドエンド)

月が変わった今、僕は余りにも変わってしまった僕の状況と心境にようやく追いつけた気がする。兎に角二月は色々ありすぎた。色々とのことがらは、そう、あの日、最初のバッドエンドとも言える二月一日の日のことからだ。自称タイムリッパーと名乗る六年後の僕”リュート”との出会いからそれは始まった。それは特別な日、幼馴染からの強い押しもあって、その頃から気になり始めていた同学年の女子と初デートとなる記念すべき日だった...

 03, 2015   0