在り来りな序文(B級ファンタジー 転生 1)

「で、決心とかはついたのかな?」目の前の神と名乗った性格の悪い男は、そう聞き返した。「あんたの云う『茶番』に乗ることなら構わないよ、あんたの云う通り今は暇だからさ」俺はいつものように低く小さく答えた。目の前のものが男なのか神なのかは俺にはわからなくどうでもいいことではあったが、性格の悪さだけはなんとなくわかっていた。女好きで信仰心の欠片もないこの俺に、わざわざ神と名乗り男の姿で現れたことに。『類は...

 28, 2014   1
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在り来りな序文の続き(B級ファンタジー 転生 2)

更に神は御託を並べ上げる。この場合は神託と呼ぶのが正しいのであろうが、同類のドS野郎には御託で十分だろう。奴の云うには、(興味本位で)作り上げてみた世界(奴の云うところ『茶番』)は、当初の思惑より一人歩きが激しく、世界を滅ぼすために配置した魔王とそれを阻止すべく配置した勇者の戦いが停滞したままだとのこと。そんなマッチポンプ的なそれこそ茶番をする理由が、神なるものの娯楽と云うものらしいので、それこそ...

 05, 2015   2
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